03.2018

通知ではなく時間を音で知らせるスイス・アルプ・ウォッチ・ミニッ ツリピーター・トゥールビヨン

長方形のケースに収められたミニッツリピーターとトゥールビヨンが、スマートウォッチのように見えます。H. Moser & Cie.(H. モーザー社)のスイス・アルプ・ウォッチ・ミニッツリピーター・トゥールビヨンは、この対照的な 2 つの機構の大胆な組み合わせです。ドイツのシャフハウゼンに拠点を置く H. モーザーは、現代的なデザインのケースに複雑なフライング トゥールビヨンのムーブメントを収め、非常に高度な製作技術を要する複雑機構であるミニッツリピーターを取り付けました。このエレガントな時計を見ると、H. モーザーの理念が思い出されます。「私たちは、スマートウォッチの分野へと迷い込むことなく、機械時計製造の伝統を忠実に守り続けます。」H. モーザーは、時間を使うのではなく、計るための道具という本来の姿に時計を戻し、通知ではなく、時間を音で知らせていた時代の伝統的な時計製造の基本に立ち返っています。スイス・アルプ・ウォッチ・ミニッツリピーター・トゥールビヨンには、いくつかのリファレンスが用意されており、それぞれがユニークピースです。

ミニッツリピーターの製作に必要な専門技術を持つ時計メーカーの数はごくわずかです。2005 年以来、H. モーザーは、その 13 番目のムーブメントである C 901 手巻きキャリバーの設計、開発、製作を続けてきました。実現が困難な、力強い音との完璧な調和を求めて、H. モーザーは、専門技術を持つ同業他社、MHC Manufactures Hautes Complications SA に協力を求めました。このムーブメントは、時計製造の偉業とも言えるミニッツリピーターとトゥールビヨンの組み合わせだけでなく、形状キャリバーの追加により複雑を増した真に貴重な機構です。このスイス・アルプ・ウォッチ モデルの丸角の長方形のケースの中心部に収められた C 901 ムーブメントは、高度な組み立て技術が必要な 2 個のゴングを備えた、非常に貴重なムーブメントです。

ゴングの角度だけでなく、ケースの角度に関しても制限があるため、H. モーザーは複雑な課題に直面しました。ケースには多くの作業が行われ、大きなサウンドボックスを作成するためのスペースができるように、ケース中央部の幅を最大限にする必要がありました。これにより、時間、1/4 時間、および分を告げる 2 個のゴングの音が増幅されます。これは、さまざまなフィーラースピンドルから得られる情報に基づいて作動する 2 個のハンマーがゴングを叩く音です。ミニッツリピーターのメカニズムに関しては、これが既に偉業と言えるのですが、深み、特定の長さ、澄んだ音色を併せ持つ美しい音を実現するために、ミニッツリピーターを完全に理解していることが必要でした。

6 時位置には、非常に人目を引くミニッツ フライング トゥールビヨンがスケルトン ブリッジの背後に見え、精度と計時機能を高めるベアリングが取り付けられているのがわかります。古めかしさを感じさせない最新式のこのトゥールビヨンは、ロゴもインデックスもないダイアルの上に浮かんでいるように見えます。

H. モーザーは、このタイプでは初の、このユニークピースの製品のために新しい美学を生み出しまし た。ダイアルは、さまざまな色調のブルーで描かれたモザイクを思い出させます。異なる種類の仕上げ を交互に施した表面には、よく知られた H. モーザーのファンキーブルー ダイアルが抽象的かつ現代的 に取り入れられています。スイス・アルプ・ウォッチ・ミニッツリピーター・トゥールビヨンには、い くつかのリファレンスが用意されており、それぞれがユニークピースです。

疑う余地のない H. モーザースタイルの高級時計です。